1でも2でもなく3、手に入れたのが3番目のカメラの話です。
デジタル一眼歴はそれほど長くなく、初めて手に入れたのはCanon EOS Kiss Digital X、その次はLUMIX DMC-GF2。どちらも使いこなす前に手放してしまいました。(GF2は後に買い戻すことになるのですが。)
それでも一眼カメラは手元に置いておきたいと思い、コンパクトデジカメのように使えるデジタル一眼を探していて出会ったのがこのGF5です。
本体サイズとキットレンズの電動ズームのお陰でコンパクトデジカメライクに使えるのが決め手となり、今でも手元にあります。
12年も前に発売されたカメラを手放さない理由は、自分の短いデジタル一眼歴の中でもベンチマークとしている個体だからです。
小さいボディなのにラバーグリップのお陰で思ったよりも持ちやすく、1/4000秒のメカシャッターを搭載。
モードダイアルは省略されていますが、このカメラにデジタル一眼の撮り方を教わりました。ボディが小さいので近くに置いてあっても邪魔にならず、何か気になったら触っていました。
なので、良くも悪くもGF5の操作が自分の標準になってしまい、この後に手に入れるデジタル一眼はLUMIXが多くなる原因の一つだったりします。
ファインダーレスとバッテリー容量がGF5の弱点ですが、外装の擦り傷が物語るように持ち出す機会が多かったカメラです。
今では他のカメラに持ち出す機会を奪われ気味ですが、今でも動作に全く問題ないので時折思い出したように持ち出すことがあります。
GF5を手放さない理由、それは自分にとっての原点だからなのかもしれません。